看護部

Nursing department

看護部について

看護部について

患者様への思いやりの気持ちを忘れずに、安全・安楽な看護を提供することに努めています。

精神科疾患や障害によって生じる生活上の困難を多職種と一緒に支え、患者様がその人らしく日常生活を送る事ができるよう援助します。

また職員が、やりがいを持って看護実践できる職場づくりと倫理的な視点で患者様の援助ができる看護師の育成を目指します。

看護部の理念

看護部の目標

1.安全で質の高い看護の提供

1)倫理的感性を養い、現場で直面する倫理的課題を検討する
  虐待防止指針
2)患者に注目した医療安全の推進

  ●医療安全指針
3)感染対策の徹底
・感染源を病院内に侵入させない
・影響を最小限に留める

  ●院内感染指針

2.接遇の向上

1)院内において、自ら挨拶する習慣を推進する
2)亀田北病院の看護職員としてふさわしい身だしなみや態度を育成する

3.健康で安全な職場環境の構築

1)メンタルヘルス、ハラスメントへの取り組みを意識した、働き続けられる職場づくりに取り組む

2)柔軟な応援体制を整え安全な看護体制、勤務体制に繋げる

4.病院経営への積極的な参画

1)各病棟において他職種と連携し、効率的な病床管理を行う

  ●看護職員の負担軽減及び処遇の改善に資する計画

2)診療報酬改定における必要な知識を理解し、病院経営に協力する

専門看護師(精神看護)のご紹介

専門看護師としての取り組み

日本看護協会での専門看護師制度の目的は、『専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。』とされています。その目的のもと、専門看護師としての役割は、下記の6つがあげられています。

  1.  個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。(実践)
  2. 看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う(相談)
  3. 必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う(調整)
  4. 個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る(倫理調整)
  5.  看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育)
  6. 専門知識及び技術の向上並びに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。
    (研究)

現在、虐待対策、ハラスメント対策として、院内で『アンガーマネジメント研修』を行っています。患者さまやご家族の方々に寄り添い、支援させて頂くほか、看護師の皆様に寄り添い、支援する存在となれる

よう、ヒビ自己研鑽し、地域や病院内外の多職種連携を意識した取り組みを行ってまいりたいと存じます。

精神看護に携わる方々とお会いし、協働できます事を楽しみにしております。

認定看護師のご紹介

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精神科認定看護師

林 灯里

はやし ともり

精神科認定看護師としての取り組み

日本精神科看護協会では精神科認定看護師の役割を

 

• すぐれた看護実践能力を用いて、質の高い精神科看護を実践すること

• 精神科看護に関する相談に応じること

• 精神科看護に関する指導を行うこと

• 精神科看護に関する知識の発展に貢献すること

 

としています。

 

精神科の患者さまは、気分の落ち込みや幻覚、妄想などの症状により、自分の困りごとや希望を相手に伝えることがとても難しいです。そのため、精神科看護師は患者さまの病状に合わせて思いに寄り添う姿勢が大切です。

そこで、私は精神科認定看護師として看護計画を患者さまと一緒に立て、事例を作り、それを基に退院支援に必要な勉強会を開いています。そして、看護計画の根拠がわかるように、理論を碁に説明することで、質の高い精神科看護の実践や指導に繋げています。

また、精神科認定看護師として患者さまの思いを共有するために主治医や病棟看護師だけではなくケースワーカー・薬剤師・作業療法士・理学療法士・管理栄養士などと協働しながら、多職種カンファレンスを定期的に実施しています。これらを実践することで、患者の思いに寄り添い、その人らしく地域で生活できるように支援を行っています。退院に結びついたときに皆で喜びあえる職場で、一緒に精神科看護をしてみませんか。