患者様への思いやりの気持ちを忘れずに、安全・安楽な看護を提供することに努めています。
精神科疾患や障害によって生じる生活上の困難を多職種と一緒に支え、患者様がその人らしく日常生活を送る事ができるよう援助します。
また職員が、やりがいを持って看護実践できる職場づくりと倫理的な視点で患者様の援助ができる看護師の育成を目指します。
1)院内において、自ら挨拶する習慣を推進する
2)亀田北病院の看護職員としてふさわしい身だしなみや態度を育成する
1)メンタルヘルス、ハラスメントへの取り組みを意識した、働き続けられる職場づくりに取り組む
2)柔軟な応援体制を整え安全な看護体制、勤務体制に繋げる
日本看護協会での専門看護師制度の目的は、『専門看護師制度は、複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた専門看護師を社会に送り出すことにより、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかることを目的としています。』とされています。その目的のもと、専門看護師としての役割は、下記の6つがあげられています。
現在、虐待対策、ハラスメント対策として、院内で『アンガーマネジメント研修』を行っています。患者さまやご家族の方々に寄り添い、支援させて頂くほか、看護師の皆様に寄り添い、支援する存在となれる
よう、ヒビ自己研鑽し、地域や病院内外の多職種連携を意識した取り組みを行ってまいりたいと存じます。
精神看護に携わる方々とお会いし、協働できます事を楽しみにしております。
精神科認定看護師
はやし ともり
日本精神科看護協会では精神科認定看護師の役割を
• すぐれた看護実践能力を用いて、質の高い精神科看護を実践すること
• 精神科看護に関する相談に応じること
• 精神科看護に関する指導を行うこと
• 精神科看護に関する知識の発展に貢献すること
としています。
精神科の患者さまは、気分の落ち込みや幻覚、妄想などの症状により、自分の困りごとや希望を相手に伝えることがとても難しいです。そのため、精神科看護師は患者さまの病状に合わせて思いに寄り添う姿勢が大切です。
そこで、私は精神科認定看護師として看護計画を患者さまと一緒に立て、事例を作り、それを基に退院支援に必要な勉強会を開いています。そして、看護計画の根拠がわかるように、理論を碁に説明することで、質の高い精神科看護の実践や指導に繋げています。
また、精神科認定看護師として患者さまの思いを共有するために主治医や病棟看護師だけではなくケースワーカー・薬剤師・作業療法士・理学療法士・管理栄養士などと協働しながら、多職種カンファレンスを定期的に実施しています。これらを実践することで、患者の思いに寄り添い、その人らしく地域で生活できるように支援を行っています。退院に結びついたときに皆で喜びあえる職場で、一緒に精神科看護をしてみませんか。
亀田北病院は1987(昭和62)年、亀田病院の分院(精神科)としてスタートしてから1998(平成10)年の増改築を経て今日に至まで、地域の精神科医療に大きな役割を果たしています。
現在、病床数398で診療科・心療内科・内科・リハビリテーション科・放射線科から成り、精神疾患や心の病気、認知症を中心に診療し、関連施設との連携・協力のもと皆様から信頼され地域に役立つ病院として努力しています。